草摺 くさずり
草摺
くさずり
腰から大腿部を防御する甲冑の付属具。古墳時代中期に入って用いられた鉄製の草摺は、幅4〜5㎝、長さ1m前後の帯状の鉄板を湾曲させ、裾開きになるよう順次数段を縅の手法により連結することで可動性を得る。また、小札縅の草摺は中期後葉に初現があり、後期には挂甲と同様に普遍的になる。革製草摺は前期の例があり、中期に入っても比較的初期に検出例が多い。
(藤田和尊)
以上、転載
*辞典解説文より漢字ピックアップ
縅
おどし、おど(す)
挂甲
けいこう
草摺
くさずり
腰から大腿部を防御する甲冑の付属具。古墳時代中期に入って用いられた鉄製の草摺は、幅4〜5㎝、長さ1m前後の帯状の鉄板を湾曲させ、裾開きになるよう順次数段を縅の手法により連結することで可動性を得る。また、小札縅の草摺は中期後葉に初現があり、後期には挂甲と同様に普遍的になる。革製草摺は前期の例があり、中期に入っても比較的初期に検出例が多い。
(藤田和尊)
以上、転載
*辞典解説文より漢字ピックアップ
縅
おどし、おど(す)
挂甲
けいこう