高麗尺 こまじゃく

高麗尺
こまじゃく

古代の長さの単位。1尺が約35.6㎝である。大宝令で新たに度量衡が制定される前の単位である。その名は『令集解』「田令田長条」の古記に見える高麗法・高麗術による。朝鮮半島から伝えられたとされ、主に測量用に使用されたと考えられている。この時期の寺院や宮の区画設定計画、条坊計画などに使用されたとの見解もあるが、その実在に疑問を呈する意見もある。

(杉山洋)

以上、転載

 

 

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