2022-01-05 / 最終更新日時 : 2022-01-04 chiaki その他 踏鋤 ふみすき 踏鋤 ふみすき 木製農具。鋤に対して鈍角に長い柄を装着し、鋤頭部に足を掛けて使用する。愛知県宝飯郡小坂井町の篠束遺跡と、佐賀県小城市の土生遺跡で弥生時代中期の出土例がある。韓国・大田広域市の塊亭洞遺跡で出土した青銅器に、二又の踏鋤の使用状況が表現されている。民族例としては主として、韓国の西南部から済州島にかけて分布するタビがある。この場合、二又の鋤先に袋状の鉄製鋤先を装着する。 (西谷正) 以上、転載