葛峴里遺跡 かっけんりいせき
葛峴里遺跡
かっけんりいせき
Galhyeon-ri-yujeok
1956年に北朝鮮・黄海北道銀波郡葛峴里の土壙中より楽浪郡時代の一括異物が発見された。遺跡は山麓の平坦面に位置し、1957年の科学院考古学及民俗学研究所の調査によって、木棺を使用した土壙墓であることが確認された。出土遺物は青銅帯鉤やガラス玉などの装身具、細形銅剣・細形銅矛・弩機・鉄製長剣・鉄矛などの武器類、ピストル形銅器・笠頭円筒形銅器・乙字形銅器・青銅環・鉄製二連式轡などの車馬具、板状鉄斧・植木鉢形土器・鉄釘などが豊富である。墳墓の築造年代は、BC1世紀と推定される。
(高久健二)
以上、転載
*辞典解説文より漢字ピックアップ
弩
ド、いしゆみ、おおゆみ
