江門洞遺跡 こうもんどういせき

江門洞遺跡
こうもんどういせき
Gangmun-dong-yujeok

韓国・江原道江陵市江門洞の海岸線近くの砂丘地帯に所在する原三国(三韓)時代の集落遺跡。隣接して同時期の集落遺跡である草堂洞遺跡がある。1992年に江陵大学校博物館によって緊急発掘が行われ、住居跡1軒が調査されている。住居跡は10.7×6.2mの平面長方形を呈し、中央に炉跡がある。火災による焼失住居であり、内部からは板壁の部材と推定される炭化木材が出土している。出土遺物としては硬質無文土器の甕・壺・鉢、土製と木製の紡錘車などがある。

(高久健二)

以上、転載

 

*mapは江陵市江門洞