召南里遺跡 しょうなんりいせき
召南里遺跡
しょうなんりいせき
Sonam-ri-yujeok
韓国・慶尚南道山清郡丹城面召南里に所在する櫛目文土器(新石器)〜原三国(三韓)時代の集落遺跡。1995〜98年に新羅大学校加耶文化財研究所によって、南江ダム水没地域に対する発掘調査が行われた。櫛目文土器時代の住居跡と積石遺構、無文土器(青銅器)時代の住居跡と石棺墓、原三国時代の住居跡と竪穴遺構、三国時代の石室墓などが調査されたが、原三国時代の住居跡(約170軒)が主体を占める。出土遺物には櫛目文土器時代の土器・石斧・石製魚網錘、無文土器時代の無文土器・紡錘車・魚網錘・磨製石器類、原三国時代の軟質・硬質土器、鉄器類・鉄滓などがある。
(高久健二)
以上、転載
*mapは山清郡召南里
