碧骨堤遺跡 へきこつていいせき
碧骨堤遺跡
へきこつていいせき
Byeokgolje-yujeok
韓国・全羅北道金堤郡扶梁面の浦橋里から月昇里にかけて築かれた長さ約3kmの堤防の遺跡。『三国史記』新羅本紀
訖解尼師今21年(330)条に「始築碧骨堤」とある。1975年に発掘調査が行われている。下から第2層の植物炭化層の試料が、C14年代測定法で330〜375年と判定され、記録とほぼ合致し、4世紀代の防潮堤ではないかと考えられている。また、この植物炭化層は、いわゆる敷葉工法に関わるものと考えられている。
(亀田修一)
以上、転載
