紅鱒漁場古墳群 べにますぎょじょうこふんぐん
紅鱒漁場古墳群
べにますぎょじょうこふんぐん
Hongzunyuchang-muqun
Hongjuneojang-gobungun
中国・黒龍江省寧安市に所在し、東京城の西方6.5㎞に位置する渤海時代の古墳群。323基の墳墓、祭壇7・住居跡1が発掘され、墳墓8基と祭壇1基の報告がなされた。封土石室墳・石壙墓・塼室墓(M2267)の3種である。M2124は墓壙を掘り、板石積石室を設けたのちに、墓壙掘方上面の高さで石室を囲繞するように板石を敷く。北大M1と同一構造である。M2205では多量の土器と、銙帯・銅帯飾が伴出している。帯金具の共存関係から、M2205からM2028へ変化する。石室構造から見ると、M2124→M2239→M2267と変遷過程をたどり得る。
(東潮)
以上、転載
*mapのピンは東京城
