コンスタンチノフカ遺跡 こんすたんちのふかいせき
コンスタンチノフカ遺跡
こんすたんちのふかいせき
Konstantinovka
ロシア・沿海州にある渤海時代の集落遺跡。沿海地方のラズドリナヤ川(スイフン川)右岸に位置しており、沿海州で最も大きな集落遺跡の一つである。文化層の厚さは0.5〜2mにわたっており、下層が早期鉄器時代の文化層(クロウノフカ文化)、上層が主体となる渤海と女真の文化層である。発掘により、2段階ある渤海の層からは靺鞨型容器の破片が採集された竪穴住居跡1軒とオンドルのある住居跡2軒、女真の層からは金代の平地住居跡2軒が検出された。
(清水信行)
以上、転載
