ジュパノヴォ遺跡 じゅぱのゔぉいせき
ジュパノヴォ遺跡
じゅぱのゔぉいせき
Zhupanovo site
ロシア・カムチャッカ半島の先端ロパトカ岬から北東約430㎞の、パミヤトニク岬が北太平洋に突出するウマの背状の狭い台地上に立地する8軒の竪穴住居跡。本遺跡は1979・80年、91〜94年まで、A.K.ポノマリェンコによって発掘された。うち1軒から15枚の寛永通宝(文銭を含む)、鉄製刀子3・銅製煙管1・肥前有田焼陶磁器片などが、ナルィチェヴァ文化期層(C14年代でBP320±40)から一括出土し注目される。
(野村崇)
以上、転載
