2021-12-12 / 最終更新日時 : 2021-12-12 chiaki その他 炒鋼法 しょうこうほう 炒鋼法 しょうこうほう 銑鉄から錬鉄を得る製鉄法の一つ。漢代に開発されたもので、中国・河南省鞏県鉄生溝遺跡で炒鋼炉が確認されている。銑鉄を溶融状態に保ち、鉄棒や木棒で攪拌しながら鉄鉱石粉などを添加することによって不純物を […]
2021-12-12 / 最終更新日時 : 2021-12-12 chiaki その他 将棋 しょうぎ 将棋 しょうぎ 将棋は、玉・金・銀・肉桂・沈香・歩(土地)などの宝物と、将・馬・車・兵などの戦概念を結びつけた日本独特のものとして成立した。将棋の伝来経路やその時期については不明である。2001年(平成13)現在、81遺 […]
2021-12-11 / 最終更新日時 : 2021-12-11 chiaki その他 承安宝貨 しょうあんほうか 承安宝貨 しょうあんほうか 中国貨幣史における最初の法定計数銀貨とする理解が有力な金代鋳造の貨幣。『金史』食貨志は、章宗完顔璟の承安2年(1197)のこととして「遂改鋳銀。名承安宝貨、一両至十両、分五等。毎両折銭二貫」と […]
2021-12-11 / 最終更新日時 : 2021-12-11 chiaki その他 修羅 しゅら 修羅 しゅら 修羅という名称は天文元年(1532)の『燼添壒嚢鈔(じんてんあいのうしょう)』に「石引物ヲシュラトハ何事ソ 帝釋大石ヲ動カス事脩羅ニアラズハアルベカラズ。 テ名ツクト云云」とあり、大石(帝釈)を動かせるのは […]
2021-12-11 / 最終更新日時 : 2021-12-11 chiaki その他 朱 しゅ 朱 しゅ 古来より多くの民族で好まれ使われた赤色顔料(水に溶けない赤色の粉)の一種。主成分の化学組成は硫化水銀(HgS)である。天然には辰砂という鉱物をすり潰して得る。辰砂(丹砂ともいう)は中国・日本・スペイン・南米など […]
2021-12-11 / 最終更新日時 : 2021-12-11 chiaki その他 車輪石 しゃりんせき 車輪石 しゃりんせき 古墳時代に用いられた碧玉製腕飾の一種。江戸時代に「車輪石」と呼ばれ(『雲根志』)、その名が現在も踏襲されている。オオツタノハ製の貝輪を模倣して製作された。卵形に近い扁平な環状品で、表面には放射状の彫 […]
2021-12-11 / 最終更新日時 : 2021-12-11 chiaki その他 ジャコ貝製貝斧 じゃこがいせいかいふ ジャコ貝製貝斧 じゃこがいせいかいふ ジャコガイ類は、二枚貝の中でももっとも巨大に発達した貝殻を有する種類であるが、オセアニアを中心とするサンゴ礁地域では、シャコガイの貝殻を材料とした貝斧が製作されている。南西諸島の先島 […]
2021-12-11 / 最終更新日時 : 2021-12-11 chiaki その他 鴟吻 しふん 鴟吻 しふん 瓦葺き建物の大棟両端に置かれた土製の装飾部材で、中国の中・晩唐以降に鴟尾から変化した。下部の大棟を噛む獣頭から、上部は鰭や鱗を刻む魚形の胴部が伸びる。日本では大棟の装飾は鴟尾から鬼瓦に変化し、南北朝時代に鯱 […]
2021-12-10 / 最終更新日時 : 2021-12-09 chiaki その他 耳璫 じとう 耳璫 じとう 古代中国の女性の耳飾。後漢の劉煕が著した『釈名』に見える「璫」を出土例にあてた名称である。「詩経」などに見える「瑱」であるとして、耳孔に挿入したとする説もあるが、出土例・民族例・漢代の舞踏俑から、耳たぶの穿 […]
2021-12-10 / 最終更新日時 : 2021-12-09 chiaki その他 敷粗朶工法 しきそだこうほう 敷粗朶工法 しきそだこうほう 軟弱地盤における盛土工法。樹木枝葉、アシなどの植物、スギなどの樹皮を盛土中や地盤との境に敷き、すべりに対する抵抗力の補強や盛土が地盤中へくい込むのを防ぐ。中国・朝鮮半島・日本に広がる。日本で […]
2021-12-10 / 最終更新日時 : 2021-12-09 chiaki その他 サヌカイト さぬかいと サヌカイト さぬかいと Sanukite 「讃岐岩」とも呼ばれる。非顕晶質古銅輝石安山岩と定義され、石基は透明ガラスと磁鉄鉱の結晶粒で構成される。斜方輝石が多いのに対し、単斜輝石は少ない。微量の斜長石とざくろ石を含み、緻 […]
2021-12-10 / 最終更新日時 : 2021-12-09 chiaki その他 細石器 さいせっき 細石器 さいせっき 通常、細石器といえば、後氷期(12000年前)以降6000年前まで、ヨーロッパ・アフリカ・南西アジア・カスピ海沿岸・南ウラルの地域で発達する、小石刃の周辺を刃潰しした台形や半月形などの幾何学形の小形石 […]
2021-12-10 / 最終更新日時 : 2021-12-09 chiaki その他 高麗尺 こまじゃく 高麗尺 こまじゃく 古代の長さの単位。1尺が約35.6㎝である。大宝令で新たに度量衡が制定される前の単位である。その名は『令集解』「田令田長条」の古記に見える高麗法・高麗術による。朝鮮半島から伝えられたとされ、主に測量用 […]
2021-12-10 / 最終更新日時 : 2021-12-09 chiaki その他 琥珀 こはく 琥珀 こはく 琥珀松樹脂の化石で、石炭層の中に松脂岩盤といわれる琥珀の層が見られることがある。北ヨーロッパのバルト海の琥珀は有名で、遠くエーゲ海地域に伝播していることが、赤外線吸収スペクトルの電子計算機による分類で同定さ […]
2021-12-10 / 最終更新日時 : 2021-12-09 chiaki その他 琴 こと・きん 琴 こと・きん 原義では弦楽器全般を称する。わが国固有の和琴と大陸伝来の琴との2種がある。前者は縄文時代から古墳時代にかけての出土例が、その発生から定式化への過程を示すものとして注目されてきた。後者は7・8世紀にもたらさ […]