2021-05-31 / 最終更新日時 : 2021-10-31 chiaki その他 空心塼 くうしんせん 空心塼 くうしんせん 古代中国において、宮殿や墓といった建造物の壁・床・天井部などを構築した建材の一種で、角材を模倣したような長方形状の塼である。一般に長さ約1m、幅30㎝前後で、使用する部位に合わせた不定形のものもある […]
2021-05-01 / 最終更新日時 : 2021-10-31 chiaki その他 鬲 れき 鬲 れき Ii 中国古代の炊器の一種で、袋状の三足がつく器をいう。おおむね新石器時代後期に、黄河流域で土製の鬲が出現した。三足の下部から直接加熱して調理し、そのまま銘々の食器としても用いたようである。上に甑を載せて蒸料理 […]
2021-03-31 / 最終更新日時 : 2021-03-30 chiaki その他 勾玉〔朝鮮〕 まがたま 勾玉〔朝鮮〕 まがたま 朝鮮半島では曲玉と書くことが多い。文字どおり湾曲した玉で、一端に近く孔をうがち、装身具用の垂飾品とした。勾玉は櫛目文土器(新石器)時代に始まるが、それは不整形で実例も少ない。その起源は動物の歯牙製 […]
2021-03-31 / 最終更新日時 : 2021-03-30 chiaki その他 勾玉 まがたま 勾玉 まがたま 側面に紐孔があり、身体に接する背部が湾曲する弧状の玉。弥生時代の勾玉の形と紐孔位置は、縄文時代の玉を継承している。丁字頭勾玉は、頭部が丸く磨きこまれていく過程で、縄文玉に見られた正面の刻みが紐穴に達したも […]
2021-01-30 / 最終更新日時 : 2021-01-30 chiaki その他 版築 はんちく 版築 はんちく 並行する板で枠をつくり、その中に土をつめ、杵で何層にもつき固めて、牆垣や城壁などを築き上げる土木技術をいう。ここで版築の版は板を意味する。そして築は、つき固めるときにトントンと出る音を表す竹+工事に伴う杵 […]
2021-01-29 / 最終更新日時 : 2021-01-30 chiaki 【時代】高麗 高麗青磁瓦 こうらいせいじがわら 高麗青磁瓦 こうらいせいじがわら 青磁製の瓦であるが、朝鮮半島の高麗時代に特徴的に見られる。『高麗史』毅宗11年(1157)の条に、別宮に建てられた養怡亭を青磁瓦で葺いたという記事がある。1928年に、この記事と符合する […]
2021-01-25 / 最終更新日時 : 2021-01-25 chiaki 【日本】沖縄 高麗系瓦 こうらいけいかわら 高麗系瓦 こうらいけいかわら 朝鮮の高麗造瓦技法で製作された沖縄諸島出土の瓦。還元炎焼成による灰色瓦でグスク時代に生産された。沖縄諸島における最古の瓦で、後続の大和系瓦に技術上の影響を与える。製作年代は平瓦の凸面に見られ […]
2021-01-10 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki その他 連珠文 れんじゅもん 連珠文 れんじゅもん 小さな円文もしくは珠文を、主として円形に、ときには方形などに連ねた装飾文様の一つの基本型式をなす。連珠文は、ササン朝ペルシアの西アジアで発生したもので、聖火より誕生した真珠をモチーフとしたといわれ、 […]
2021-01-07 / 最終更新日時 : 2021-01-07 chiaki 【時代】元・明・清 パスパ文字 ぱすぱもじ パスパ文字 ぱすぱもじ 元の世祖フビライがチベットの高僧パスパ(八思巴)に命じて作らせ、1269年(至元6)に公布した文字。チベット文字に改良を加えた表音文字であるが、正式には「蒙古字」「元国字」などと呼ばれる。フビライ […]
2021-01-01 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki その他 画像石 がぞうせき 画像石 がぞうせき 中国・前漢中・後期から魏晋南北朝時代まで、地域的に偏って見られた玄室ないし祠堂の健在。主に門楣・柱・扉や室壁などの石材の表面に画像を彫刻し、壁面あるいは建造物に装飾を加える。画像の彫刻技法は地域ごとに […]
2020-12-20 / 最終更新日時 : 2020-12-20 chiaki 【時代】李朝(朝鮮) 胎室・胎封 たいしつ・たいほう 胎室・胎封 たいしつ・たいほう 朝鮮半島で、王・王妃・王世子・王女・君・翁主など、王族の胎盤を収めた石室などの施設。胎室に関する儀軌や『朝鮮王朝実録』などの文献史料では胎封とも呼ばれたが、李朝(朝鮮)時代の王室はこれを重 […]
2020-12-16 / 最終更新日時 : 2021-01-01 chiaki その他 丸木舟 まるきぶね 丸木舟 まるきぶね 木を刳りぬいて船体とする舟で、「刳舟(くりぶね)」ともいう。大木を刳りぬいただけの単材刳舟は、世界の森林地帯に広く分布し、日本では縄文時代にさかのぼる。現代でも男鹿半島や種子島で使われてきた。古墳時代 […]
2020-12-12 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki その他 哀冊 あいさく 哀冊 あいさく 「哀策」ともいい、死者の徳をたたえ、死を悼む韻文を札に記したもので、漢から隋までは竹に朱書ないし漆書した竹冊が用いられた。玉を用いた玉冊は唐代に出現し、懿徳太子墓出土哀冊は大理石製である。五代の前蜀王建墓 […]
2020-12-10 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki その他 浮屠 ふと 浮屠 ふと 「浮図・浮頭・蒲図・仏図」とも記す。Buddha(仏陀)やStupa(卒塔婆)を音写したもので、もともとは仏像や仏塔の意味であるが、一般的には僧侶の舎利や遺骨を納める墓塔を指す。転じて、仏寺・僧侶の意にも用い […]
2020-12-06 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki その他 買地券 ばいちけん 買地券 ばいちけん 土地の神から墓地を買った契約書。買山券・別・買地別・鎮墓券・冢券・冥券・墓券などともいう。中国の土地制度と、民間の道教信仰に由来した埋葬儀礼により、後漢代に起こり清代まで続く。死者の墓域を確保し、祖先 […]