2022-01-21 / 最終更新日時 : 2022-01-21 chiaki 土器 盉 か 盉 か ho 壺形・罐形の器身に、把手(鋬)と注口(流)、下方に三足または四足がつく形態の器。『説文解字』では調味用の器というが、一般的には温めた酒を注ぎ入れる酒器の一種と考えられている。新石器時代後期に土器盉が登場し、 […]
2022-01-21 / 最終更新日時 : 2022-01-21 chiaki 土器 匜 い 匜 い i もともとの定義は把手と注口のついた器で、水を注ぐ用途があるという。新石器時代の土器中の把手と注口のついた器を匜と呼ぶこともあるが、一般的には西周時代後期以降に出現した、浅くて楕円形の器身、断面U字形の大きな注 […]
2021-07-04 / 最終更新日時 : 2021-07-06 chiaki 土器 原始瓷器 げんししき 原始瓷器 げんししき 磁器は中国で出現し、商代中期から戦国時代に至る1000年を越す長い期間、徐々に進歩したとされる。初期のものは一種の灰釉陶器でもあったが、それらが磁器への過渡的な段階としての条件を充たした施釉陶器であ […]
2021-07-04 / 最終更新日時 : 2021-07-06 chiaki 土器 灰陶 かいとう 灰陶 かいとう 中国で龍山文化期から漢代にかけて広く用いられた、還元焔焼成による灰色〜灰黄色の土器の総称。胎土の粒子が細かい泥質灰陶と、やや大きめな粒子を含む夾砂灰陶があり、藍文・縄蓆文・方格文など、タタキ技法に由来する […]
2021-05-26 / 最終更新日時 : 2021-05-26 chiaki 土器 隆線文土器 りゅうせんもんどき 隆線文土器 りゅうせんもんどき 縄文時代草創期の土器。豆粒文土器の後に位置付けられている土器。施文範囲を水で柔らかくするか、薄く柔らかい粘土を塗りつけるかして、その上を指の腹で間隔を調整しながらなぞり、指の間からはみ出し […]
2021-05-25 / 最終更新日時 : 2021-05-26 chiaki 土器 隆起線文土器 りゅうきせんもんどき 隆起線文土器 りゅうきせんもんどき 長崎県佐世保市(旧北松浦郡)にある福井洞窟の第Ⅲ層(第Ⅲ文化層)で確認された土器の名称。器形は定かでないが幅広の隆帯を縦横方向に貼り付け、その隆帯状に刻み目を連続施文する。この土器はこ […]
2021-05-24 / 最終更新日時 : 2021-05-26 chiaki 土器 撚糸文土器 よりいともんどき 撚糸文土器 よりいともんどき 縄文時代早期の土器で、器面調整を撚糸文で行っている。関東に始まり北海道から九州まで広く分布している。山内清男は、縄文の大多数が原体を土器面に押しつけながら回転して施したものであることを発見し […]
2021-05-23 / 最終更新日時 : 2021-05-26 chiaki 土器 有孔鍔付土器 ゆうこうつばつきどき 有孔鍔付土器 ゆうこうつばつきどき 縄文時代中期の土器。関東・中部地方に分布する。高さ10㎝そこそこから50㎝を超える大きさの樽状土器である。直立する口縁部の下に紐が通る程度の孔が等間隔に開けられ、その直下に鍔様の飛び出 […]
2021-05-22 / 最終更新日時 : 2021-05-26 chiaki 土器 焼町式土器 やけまちしきどき 焼町式土器 やけまちしきどき 縄文時代後期の土器。勝坂式土器文化圏が大きく二分された後、関東に曽利式土器文化圏が発達した。八ヶ岳西南麓の曽利式土器に対し、伊那谷や松本平地域は唐草文土器で一風変わった個性を示している。また […]
2021-05-21 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 桝形囲式土器 ますがたがこいしきどき 桝形囲式土器 ますがたがこいしきどき 仙台平野を中心に東北中部太平洋側に分布する弥生時代中期中葉の土器型式。宮城県多賀城市桝形囲貝塚出土土器を標式とする。学史的には桝形式が正しい。壺・甕・鉢・高坏・蓋などの多様な器種があ […]
2021-05-21 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 轟式土器 とどろきしきどき 轟式土器 とどろきしきどき 九州地方における縄文時代早期末〜前期後半に編年される土器型式。熊本県宇土市轟貝塚出土土器を標準資料として、1935年(昭和10)に小林久雄によって型式設定され、58年(昭和33)の発掘資料をも […]
2021-05-21 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 吊手土器 つりてどき 吊手土器 つりてどき 縄文時代中期(勝坂式)の土器。「釣手土器」とも書く。浅鉢に橋状の釣手が付けられている土器である。釣手は顔面が付けられる例もあり、装飾的である。関東・中部地方を主に分布している。茨城県福田遺跡、長野県 […]
2021-05-20 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 爪形文土器 つめがたもんどき 爪形文土器 つめがたもんどき 縄文時代早期の土器。人の爪や竹管を縦に割ったような工具をいちいち押しつけて、三日月状の圧痕を並べて器面を調整し、飾っている。先行する隆線文土器は器面に粘土が隆起する、いわば陽の文様であるのに […]
2021-05-20 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 注口土器 ちゅうこうどき 注口土器 ちゅうこうどき 土瓶のように円筒形の注ぎ口の付いた土器。縄文時代前期に初めて現れる。前期・中期の注口土器は、深鉢型で底面に近い部分から胴下半が火を受け赤褐色に焼けており、煮沸用具として使用されていたことがわかる […]
2021-05-19 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 多縄文土器 たじょうもんどき 多縄文土器 たじょうもんどき 縄文時代早期の土器。縄目施文はやがて爪形文を駆逐し、器面をおおいつくすようになる。この縄目文様が器面に縄文を施した始まりである。縄文の原体にはさまざまな種類が用いられている。その施文は爪形文 […]