2021-05-19 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 曽畑式土器 そばたしきどき 曽畑式土器 そばたしきどき 九州地方における縄文時代前期後半に編年される土器型式。熊本県宇土市曽畑貝塚出土の土器を標準資料として、1935年(昭和10)小林久雄によって型式設定された。曽畑式土器の器形は深鉢丸底が基本で、 […]
2021-05-18 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 関山式土器 せきのやましきどき 関山式土器 せきのやましきどき 縄文時代前期の土器。埼玉県南埼玉郡蓮田町にある関山貝塚出土の土器を標準として名づけられた。関東地方全般に分布している。深鉢が多く円筒形もある。底は平底で周縁が少し高まり、上げ底になっている […]
2021-05-18 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 砂沢式土器 すなざわしきどき 砂沢式土器 すなざわしきどき 東北地方北部の弥生時代前期の土器。青森県弘前市大字三和砂沢を標準遺跡とする。器種に甕・深鉢・鉢・高坏・壺・注口土器・蓋などが見られる。甕は平坦口縁で頸部が軽く外湾する。壺は西日本の遠賀川系土 […]
2021-05-17 / 最終更新日時 : 2021-05-17 chiaki 土器 須玖式土器 すぐしきどき 須玖式土器 すぐしきどき 北部九州の弥生時代中期を代表する土器様式。福岡県春日市須玖遺跡の土器を標式とする。中期初頭の城ノ越式に後続し、須玖Ⅰ式・Ⅱ式に細分される。それ以前の土器様式に比べて、薄手で器形・サイズの規格性が […]
2021-05-16 / 最終更新日時 : 2021-05-17 chiaki 土器 人面付土器 じんめんつきどき 人面付土器 じんめんつきどき 人面表現を持つ土器は世界各地に存在し、日本列島では縄文時代前期以降に散見されるようになる。縄文時代中期中葉の中部高地〜関東地方で深鉢口縁部に人面付の把手が発達するほか、晩期の関東地方、弥生時 […]
2021-05-16 / 最終更新日時 : 2021-05-17 chiaki 土器 師楽式土器 しらくしきどき 師楽式土器 しらくしきどき 岡山県瀬戸内市(旧邑久郡)牛窓町大字師楽に、広く散布する製塩土器の名称。1929年(昭和4)水原岩太郎によって師楽地内の畑が試掘された結果、薄い器壁の土器片が驚くほど多量に出土することと相まっ […]
2021-05-16 / 最終更新日時 : 2021-05-17 chiaki 土器 城ノ越式土器 じょうのこししきどき 城ノ越式土器 じょうのこししきどき 北部九州の弥生時代中期初頭の土器様式。福岡県遠賀郡遠賀町大字上別府に所在する城ノ越遺跡出土土器から命名された。甕や鉢はバットのグリップエンドに似た分厚い底部を持つのが特徴である。それら […]
2021-05-15 / 最終更新日時 : 2021-05-17 chiaki 土器 十王台式土器 じゅうおうだいしきどき 十王台式土器 じゅうおうだいしきどき 主に茨城県中〜北部に分布する弥生時代後期後半の土器形式。茨城県十王町十王台遺跡ほか2遺跡の出土土器を標識とする。有文の広口壺(甕)が主体で細頸壺・高杯などが少量見られる。壺には、頸部 […]
2021-05-15 / 最終更新日時 : 2021-05-16 chiaki 土器 塩町式土器 しおまちしきどき 塩町式土器 しおまちしきどき 中国山地の中央、三次盆地を中心に分布する弥生時代中期後半の土器形式。広島県三次市塩町遺跡出土土器を標識とする。壺・甕・高杯・脚付鉢などからなり、長脚の注口付鉢の存在も特徴的である。凹線文と沈 […]
2021-05-15 / 最終更新日時 : 2021-05-16 chiaki 土器 香炉形土器 こうろがたどき 香炉形土器 こうろがたどき 縄文時代後期末から晩期の土器で、北海道南部・東北地方・関東地方・中部地方に分布している。香炉のような形をしているのでこのように呼ばれているが、用途は明らかではない。内部で何かを燃やした形跡があ […]
2021-05-15 / 最終更新日時 : 2021-05-16 chiaki 土器 コマ形土器 こまがたどき コマ形土器 こまがたどき 朝鮮半島の西北部に当たる大同江流域の平安南道を中心に、載寧江流域の黄海南・北道にかけて分布する、無文土器(青銅器)時代の土器形式。その形態から角型土器と呼ばれたことがあったが、朝鮮ゴマにより近い […]
2021-05-14 / 最終更新日時 : 2021-05-16 chiaki 土器 孔列文土器 こうれつもんどき 孔列文土器 こうれつもんどき 鉢(甕)の口縁部に刺突による連続的な孔がある土器で、朝鮮半島前期無文土器の一組成をなす。孔列文には貫通・半貫通の違いや、大きさ・方向などその施文手法に差が認められる。また、孔列文と口唇に刻目 […]
2021-05-13 / 最終更新日時 : 2021-05-16 chiaki 土器 櫛目文土器 くしめもんどき 櫛目文土器 くしめもんどき 櫛歯状の施文具で文様の施された土器の総称。世界各地の各種の土器に認められるが、狭義には北ヨーロッパから西シベリアにかけて分布する新石器時代の土器を、また朝鮮半島の新石器文化相当の時代の有文土器 […]
2021-05-13 / 最終更新日時 : 2021-05-16 chiaki 土器 櫛描文土器 くしがきもんどき 櫛描文土器 くしがきもんどき 櫛描文で文様を描いた弥生土器。櫛描文は、一般に3本以上の沈線を同時に描く手法の総称で、それのみで文様を構成するもののほかに、縄文や一本描沈線文などと組み合わされることも多い。前期末の東海地方 […]
2021-05-13 / 最終更新日時 : 2021-05-16 chiaki 土器 久ヶ原式土器 くがはらしきどき 久ヶ原式土器 くがはらしきどき 東京湾沿岸地域に分布する弥生時代後期の土器型式。東京都大田区久ヶ原遺跡出土土器を標式とする。主に粗製の壺・鉢・高坏・甕からなる。壺は口縁部・頸部・胴部に文様を持ち、頸部・胴部の文様は沈線や […]