2022-01-02 / 最終更新日時 : 2022-01-02 chiaki その他 碾磑 てんがい 碾磑 てんがい 水力利用の脱穀製粉用の石臼のことで、「みずうす」とも訓じられる。ただ動力源、稼動装置また用途は不明な点もあるが、古代の有力寺院に備えられた大型の石臼を「てんがい」と称することが多い。『日本書紀』推古18年 […]
2022-01-02 / 最終更新日時 : 2022-01-02 chiaki その他 滴水瓦 てきすいがわら 滴水瓦 てきすいがわら 中国では逆三角形の形態の軒平瓦を指すが、渡辺誠はこれを援用して、中国・朝鮮半島と日本のこの種の軒平瓦ならびにセットをなす軒丸瓦の総称として、滴水瓦の用語を提唱した。ところが、軒丸瓦は瓦当だけではそ […]
2022-01-02 / 最終更新日時 : 2022-01-02 chiaki その他 土笛 つちぶえ 土笛 つちぶえ 「陶塤(とうけん)」とも称される中空鶏卵形の土笛。そのほとんどは弥生時代前期のものである。上端に吹口、胴部に指孔を持つ。出土範囲は福岡県北部から山陰地方にかけてのほぼ日本海沿岸地域に集中している。元来陶塤 […]
2022-01-01 / 最終更新日時 : 2022-01-02 chiaki その他 鑷子 ちょうし 鑷子 ちょうし 毛抜き。金属製以外のものもあるが、考古資料では不明である。金属棒を折り曲げてピンセット状の扁平な脚部を持つ小型の金属製品で鉄・銅製が一般的であるが、銀製品もある。中国では遅くとも漢代に出現し、日本では弥生 […]
2022-01-01 / 最終更新日時 : 2022-01-02 chiaki その他 鋳鉄脱炭鋼 ちゅうてつだったんこう 鋳鉄脱炭鋼 ちゅうてつだったんこう 中国・戦国時代中期に完成した鋳鉄の焼き鈍し鋼。棒状笵や板状笵に溶銑を鋳込んだ後、高度の温度管理で脱炭処理を施した半製品。温度・時間・雰囲気のコントロールによって、高・中・低炭素鋼の作り […]
2022-01-01 / 最終更新日時 : 2022-01-02 chiaki その他 籌木 ちゅうぎ 籌木 ちゅうぎ 排便の後始末をする木片のこと。「ちょうぎ」「くそべら(糞箆)」とも呼ばれる。長さ20〜30㎝、幅1.5㎝前後、厚さ約5㎜の大きさのものを使う。割り箸状に粗く削ったものが一般的であるが、宮都や官衙関連遺跡で […]
2021-12-14 / 最終更新日時 : 2021-12-14 chiaki その他 大泉五十 だいせんごじゅう 大泉五十 だいせんごじゅう 中国・新の王莽が7年(居摂2)に鋳造した最初の王莽銭の一種。方孔円銭で直径2.7㎝、重さ5.6gを量る。方孔の上下に大泉、左右に五十と鋳出し、時計まわりに見ると大五泉十と配されている。7年から […]
2021-12-14 / 最終更新日時 : 2021-12-14 chiaki その他 塼〔朝鮮〕 せん 塼〔朝鮮〕 せん 粘土を焼いてレンガのように仕上げたもの。墳墓や建造物などの用材の一部として使われた。朝鮮半島では、楽浪郡の治所跡などにおいて最初に見られる。そこでは、墳墓の用材のほか、歩道の塼敷としても使用された。三国 […]
2021-12-14 / 最終更新日時 : 2021-12-14 chiaki その他 銭弘俶八万四千塔 せんこうしゅくはちまんしせんとう 銭弘俶八万四千塔 せんこうしゅくはちまんしせんとう 中国・呉越国王の銭弘俶が、インド阿育(アショーカ)王の舎利塔造営の故事にならい、顕徳2年(955)ころから鋳造した。銅あるいは鉄に鍍金した八万四千基の小塔。基壇4面に諸 […]
2021-12-14 / 最終更新日時 : 2021-12-14 chiaki その他 石帯 せきたい 石帯 せきたい 日本古代の律令体制下にあって、官人は官職・位階、そして、それに伴い衣服が規定されていた。そのことを検証する考古資料のうち、遺物としては銙帯と石帯という二つの革帯がある。これら二つの革帯には、それぞれ青銅製 […]
2021-12-14 / 最終更新日時 : 2021-12-14 chiaki その他 石製模造品 せきせいもぞうひん 石製模造品 せきせいもぞうひん 軟質の石材を使用し、各種の器物を模造した古墳時代の製品。祭祀具となったものに限定されることが多い。碧玉製・滑石製のものがあるが、碧玉製品は少なく年代的にも古いものが大半を占める。碧玉製の腕 […]
2021-12-14 / 最終更新日時 : 2021-12-14 chiaki その他 墨壺 すみつぼ 墨壺 すみつぼ 木造・石造を問わず、一定の建築物を企画・建設する際には、当初から計画図面を用意し、また建築材料に線引きをする必要がある。中国では現在のところ、墨壺の出土例は知られていないが、年代のわかる壁画に描かれた資料 […]
2021-12-12 / 最終更新日時 : 2021-12-12 chiaki その他 硯 すずり 硯 すずり 筆で文字を書く風習は、中国では殷・周時代に存在した。このころ墨汁を作る道具として使われたのは調色器と呼ばれるもので、凹みに顔料と水を入れて磨棒で磨り潰した。中国で墨・筆・硯が出現するのは戦国時代末期で、次の漢 […]
2021-12-12 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki その他 垂飾付耳飾 すいしょくつきみみかざり 垂飾付耳飾 すいしょくつきみみかざり 主環の円環に垂飾をつけた耳飾で、主環・遊環・連結部・垂下飾りの四つの部位からなる。垂下飾りは宝珠形・三股形・円錐形・心葉形、円形や二等辺三角形などに分類される。主環は太環式と細環式が […]
2021-12-12 / 最終更新日時 : 2021-12-12 chiaki その他 人獣形玦状耳飾 じんじゅうがたけつじょうみみかざり 人獣形玦状耳飾 じんじゅうがたけつじょうみみかざり 台湾の新石器時代の玉製品。人獣形玦状耳飾とは、正面に1双の人形立像を表し、その上に一つの側面動物像が立っている玉製品である。その形態と出土位置のいずれから見ても耳飾とし […]