2020-12-19 / 最終更新日時 : 2020-12-19 chiaki 【時代】古墳 割竹形木棺 わりたけがたもっかん 割竹形木棺 わりたけがたもっかん 古墳時代に使用された木棺の一種。長さ4~8m、太さ1m弱の丸太を縦割りし、それぞれの内部を刳り抜いて身と蓋としている。良好な遺存例がほとんどなく、棺身の圧痕が竪穴式石室や粘土槨などの棺床 […]
2020-12-18 / 最終更新日時 : 2020-12-19 chiaki 用語・事項で見る 烏孫 うそん 烏孫 うそん Wusun 中国・新疆ウイグル自治区の北部を東西に横切る天山山脈の、北側西方付近を西へ流れるイリ河流域の草原地帯に居住した遊牧民族。BC122年(元狩元)に、漢の武帝は匈奴に対する牽制策から、烏孫王に張騫を […]
2020-12-17 / 最終更新日時 : 2020-12-17 chiaki 動植物 玳瑁 たいまい 玳瑁 たいまい 熱帯・亜熱帯海域に生息するウミガメの一種。日本近海でも南西諸島や小笠原群島で確認されている。甲羅は膠質で薄く剥がれるところから、湿気を与えて加熱すると、接着剤なしでも張り合わせて自在に加工できる特徴がある […]
2020-12-17 / 最終更新日時 : 2020-12-17 chiaki 用語・事項で見る 火山灰考古学 かざんばいこうこがく 火山灰考古学 かざんばいこうこがく テフラ(Tephra:広義の火山灰、降下火砕物や火砕流堆積物を含む)を利用して、遺物や遺構の年代を推定したり、遺跡におけるテフラによる被災状況を復元しようとする分野。鹿児島県指宿市橋牟 […]
2020-12-16 / 最終更新日時 : 2021-01-01 chiaki その他 丸木舟 まるきぶね 丸木舟 まるきぶね 木を刳りぬいて船体とする舟で、「刳舟(くりぶね)」ともいう。大木を刳りぬいただけの単材刳舟は、世界の森林地帯に広く分布し、日本では縄文時代にさかのぼる。現代でも男鹿半島や種子島で使われてきた。古墳時代 […]
2020-12-16 / 最終更新日時 : 2021-01-01 chiaki 用語・事項で見る 舟葬 しゅうそう 舟葬 しゅうそう 原義は、舟に死者を納め海に流す水葬の一種。海のかなたに死者の霊魂を舟で送るという海上他界感に基づく風習。北欧バルト海・イギリス沿岸、地中海沿岸、環太平洋沿岸、アメリカ北西部の海洋諸民族の葬法として広く知 […]
2020-12-14 / 最終更新日時 : 2020-12-14 chiaki 用語・事項で見る アイヌ文化 アイヌぶんか アイヌ文化 アイヌぶんか 本州から北海道に漆椀や鉄鍋がもたらされ、擦文土器が使用されなくなった後に展開した文化。13世紀頃に成立したと考えられる。竃の消失や竪穴住居から平地住居への移行も、ほぼ同時期に進行した現象であろう […]
2020-12-13 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 用語・事項で見る 面繋 おもがい 面繋 おもがい 馬の装具の一種。「頭絡」とも呼ばれ、轡や辻金具・繋(飾りベルト)などとともに馬の頭部を覆うことからこの名がある。胸につける胸繋、尻につける尻繋などと合わせて三繋とも呼ばれる。古墳時代の面繋構造には、大阪府 […]
2020-12-13 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 用語・事項で見る 雲珠 うず 雲珠 うず 馬具の一種。面繋や尻繋の交差部に付けて動揺を防ぐ金具。本来は「尻繋の打ち交う所に付ける辻金具」の意であったが、現在は繋を取り付ける脚が3~4のものを辻金具、5以上を雲珠と呼ぶことが多い。金属製辻金具を用いる馬 […]
2020-12-12 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki その他 哀冊 あいさく 哀冊 あいさく 「哀策」ともいい、死者の徳をたたえ、死を悼む韻文を札に記したもので、漢から隋までは竹に朱書ないし漆書した竹冊が用いられた。玉を用いた玉冊は唐代に出現し、懿徳太子墓出土哀冊は大理石製である。五代の前蜀王建墓 […]
2020-12-11 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 【時代】縄文 王冠形土器 おうかんがたどき 王冠形土器 おうかんがたどき 縄文時代中期後葉の土器。煮炊きに使ったようである。火焔土器の一種で新潟県長岡市関原町出土の馬高式土器の器形の一つで、同様式ながらまったく様相を異にしている土器を王冠形土器という。波状口縁が王 […]
2020-12-11 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 【時代】古墳 円筒埴輪 えんとうはにわ 円筒埴輪 えんとうはにわ 埴輪という用語は、『日本書紀』垂仁紀32年条に見える、殉葬を止め、人馬や各種の物を粘土で造形した「埴輪」を陵墓に樹立することにした、という記事に起源を持つ。古墳に立てるために作られた土製品である […]
2020-12-10 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 用語・事項で見る 鐙 あぶみ 鐙 あぶみ 馬具の一種。鞍の両側に吊り下げ、足を掛けるための装具。木製と金属製、ならびに環状の輪鐙と足を入れる部分を袋状に作った壺鐙の2種に分けられる。中国・湖南省金盆嶺21号墓出土の騎人俑(4世紀初頭)に鐙の表現が見ら […]
2020-12-10 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki その他 浮屠 ふと 浮屠 ふと 「浮図・浮頭・蒲図・仏図」とも記す。Buddha(仏陀)やStupa(卒塔婆)を音写したもので、もともとは仏像や仏塔の意味であるが、一般的には僧侶の舎利や遺骨を納める墓塔を指す。転じて、仏寺・僧侶の意にも用い […]
2020-12-08 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 【日本】九州 免田式土器 めんだしきどき 免田式土器 めんだしきどき 熊本県球磨郡あさぎり町下乙本目遺跡出土土器を標式とする。弥生時代後期前半から古墳時代初頭に及ぶ土器である。重弧文を施した算盤玉状の胴部に細い頸がつくものが一般的で、重弧文長頸壺とも呼ばれる。こ […]