2020-12-08 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 用語・事項で見る 環頭刀子 かんとうとうす 環頭刀子 かんとうとうす 環状の把頭をもつ利器のなかで、主に全長が10㎝台から20㎝台の小刀。鉄製と青銅製の2種があり、環状の簡素な装飾を施したものは素環頭刀子と呼ばれる。中国では殷代には存在し、戦国~漢代にかけて木簡や […]
2020-12-08 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 武器・武具 環頭大刀 かんとうたち 環頭大刀 かんとうたち 刀の柄の基部が環状を呈する大刀の一種。環頭の環体に装飾を施さない素環頭大刀と、装飾を施した装飾付環頭大刀とに大別される。鉄製の素環頭大刀は、中国では漢時代より盛行する。それ以前に盛行した北方系の青 […]
2020-12-07 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 用語・事項で見る 宝篋印塔 ほうきょいんとう 宝篋印塔 ほうきょいんとう もとは減罪を説く宝篋印陀羅尼をおさめた塔。インド阿育(アショーカ)王の舎利塔造営の故事をもとに作られた中国・呉越国王の銭弘俶八万四千塔にならい、日本でも平安時代後期の院政期に密教系の造塔作善と […]
2020-12-06 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki その他 買地券 ばいちけん 買地券 ばいちけん 土地の神から墓地を買った契約書。買山券・別・買地別・鎮墓券・冢券・冥券・墓券などともいう。中国の土地制度と、民間の道教信仰に由来した埋葬儀礼により、後漢代に起こり清代まで続く。死者の墓域を確保し、祖先 […]
2020-12-06 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 土器 遠賀川式土器 おんががわしきどき 遠賀川式土器 おんががわしきどき 西日本に広がる弥生時代前期土器様式の総称。北部九州の板付式土器の東方波及型ということができ、板付式と類縁度の高い斉一性の強い広域様式である。甕・壺・蓋・鉢などのほか高坏も見られる。壺には […]
2020-12-05 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 【日本】近畿 隼人石 はやといし 隼人石 はやといし 奈良市法蓮町の丘陵上に位置する聖武天皇皇太子の那富山墓の四隅に所在する石造仏。自然石(安山岩)に獣頭人身像を線刻し、七匹狐・狐石・犬石とも称され、現在4体が残存する。墓の北西隅にある鼠頭裸人立像は、最 […]
2020-12-05 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 用語・事項で見る 殯 もがり 殯 もがり 人の死後、遺体を埋葬するまでの間喪屋に安置し、関係のある人々が、食事や歌舞をともにしたり、よみがえりを願ったりという諸儀礼を行うこと。喪屋は、墳墓域ではなく、居住域または開けた場所に設けられたと考えられ、古代 […]
2020-12-04 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 土器 斝 か 斝 か chia 罐形・鬲形の器身に把手(鋬)がつき、下方に三足または四足を持つ形状の器。酒を温めるための器と考えられている。新石器時代にすでに土器斝が出現し、二里頭期末に青銅斝が鋳造され始めた。青銅斝では口縁部にキノコ […]
2020-12-04 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki 用語・事項で見る 彝器 いき 彝器 いき 「彝」字は台上に米(穀物)と糸を載せ、その上に犠牲動物の頭を飾る象形である。『説文解字』に、祖先を祭る宗廟の中に常に供えてある器物をいうと定義されている。よって、商・周時代の青銅器の容器類がこの彝器に相当する […]
2020-12-03 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 【日本】沖縄 沖縄貝塚文化 おきなわかいづかぶんか 沖縄貝塚文化 おきなわかいづかぶんか 沖縄県は沖縄・宮古・八重山の3諸島からなるが、これら3諸島に展開した新石器文化の起源は二元的で、北方系の沖縄諸島と南方系の宮古・八重山両諸島に二分される。沖縄貝塚文化とは沖縄諸島新石 […]
2020-12-03 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 【日本】北海道 オホーツク文化 オホーツクぶんか オホーツク文化 オホーツクぶんか 6世紀後葉ごろから8世紀にかけて、樺太・北海道・千島のオホーツク海沿岸を中心に分布した文化。北海道では、アムール川下流域から樺太にかけて居住する集団の渡来を契機として成立したと考えられ […]
2020-12-03 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki その他 四神図 ししんず 四神図 ししんず 中国において、青龍・白虎・朱雀・玄武をそれぞれ東西南北の守護神とする思想は戦国時代に始まり、前漢時代末期以降、四神鏡や画像石、墓室の壁画、塼の文様として出現し、魏晋南北朝から唐にかけて墓室内の壁画の一部 […]
2020-12-02 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 【時代】古墳 ゴホウラ製貝輪 ゴホウラせいかいわ ゴホウラ製貝輪 ゴホウラせいかいわ 九州地方を中心とする弥生~古墳時代の埋葬人骨に、しばしば装着されている貝製腕輪について、材料となる貝殻が南海産大型巻貝のゴホウラであることを突き止めたのは、永井昌文である。この貝輪は、 […]
2020-12-01 / 最終更新日時 : 2020-12-19 chiaki 用語・事項で見る 多鈕細文鏡 たちゅうさいもんきょう 多鈕細文鏡 たちゅうさいもんきょう 朝鮮半島で無文土器(青銅器)時代の盛期に粗文鏡から発展して、精緻な文様が描かれた鏡。鏡背を細い線による鋸歯文や同心円文などの幾何学文で飾り、その製作技術は新たに北方から伝わった鋳造技術 […]
2020-11-30 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki その他 璜 こう 璜 こう huang 中国の中原と南方地区に分布する新石器時代から漢代にかけて見られる弧状玉石製品。もともと、璧を半分にしたものとされてきたが、実際には環または璧の3分の1前後の大きさに相当するものが多い。断面はほとんど […]