2022-01-20 / 最終更新日時 : 2022-01-20 chiaki 用語・事項で見る 甗 げん 甗 げん yen 中国古代の蒸し器。鬲形の下半部の上に、鉢形の甑が合体してつけられ、その連結部内には作りつけ、または別作りの簀が設置されていて、鬲部で水を沸かし、甑部で食物を蒸す仕掛けになっている。新石器時代後期に中原地 […]
2022-01-20 / 最終更新日時 : 2022-01-20 chiaki 用語・事項で見る 靴形銅斧 くつがたどうふ 靴形銅斧 くつがたどうふ 東南アジアのドンソン文化や近隣の文化に見られる銅斧の一種。普通の斧が平面形において左右対称であるのに対し、靴を側面から見た形のように非対称である。ドンソン文化に先行するゴームン文化、中国戦国時代 […]
2022-01-20 / 最終更新日時 : 2022-01-20 chiaki 用語・事項で見る 笠形銅器 かさがたどうき 笠形銅器 かさがたどうき ピストル形銅器や乙字形銅器などの朝鮮式車馬具とセットをなす金具で、笠頭円筒形銅器は、笠形の頭部に円筒形のソケット部がつく金具で、隆起突帯が1条のものと2条のものがある。2個がセットをなす場合が多 […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-01-19 chiaki 用語・事項で見る 戈 か 戈 か ko 中国の新石器時代後期に出現し、秦代まで長期にわたって使用され、東アジアに広がった。中国の青銅器利器の一種で、車戦を主とした中国古代ではもっとも重要な武器であった。前漢時代では柄の長さに3種あった。柄の長さが […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-01-19 chiaki 用語・事項で見る オルドス式銅剣 おるどすしきどうけん オルドス式銅剣 おるどすしきどうけん 中国東北地方に展開する青銅器文化をオルドス青銅器文化・綏遠青銅器文化などと称してきた。オルドスは黄河湾曲部と長城に囲まれた地域で、この種の青銅器が多く発見されていたが、この青銅器文化 […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-01-19 chiaki 用語・事項で見る オルドス式青銅器 おるどすしきせいどうき オルドス式青銅器 おるどすしきせいどうき 中国大陸・万里の長城の北部で、黄河が大きく屈曲する地域すなわちオルドス(鄂爾多斯)草原を中心に、西は寧夏から東は遼寧地方まで広く分布が見られる青銅器をいう。ここは中原の農耕文化と […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-01-19 chiaki 用語・事項で見る 帯金具 おびかなぐ 帯金具 おびかなぐ 布または皮革製の帯の表面につけた金・銀・金銅製品の総称。銙具・帯先金具・銙板・鉈尾の各金具で構成される。中国の東周時代から漢代にかけて、匈奴・鮮卑に盛んに用いられるようになった帯鉤は、朝鮮・日本から数 […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-01-19 chiaki 用語・事項で見る 盂 う 盂 う yu 現代中国では、口の開いた鉢や壺を「盂」と呼んでいる。一方で『説文解字』では、飯を盛る器という定義がなされているので、一般に中国の考古学者は小型の口開きの鉢形の土器を盂と呼んでいる。青銅器上の銘文に「盂」と書 […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-01-19 chiaki 用語・事項で見る 板状鉄斧 いたじょうてっぷ 板状鉄斧 いたじょうてっぷ 長方形板状鉄板の一辺に、両刃や片刃をつけた鍛造の斧頭であり、伐採斧あるいは加工斧として使用された。この名称は弥生時代の例について、1972年(昭和47)川越哲志が提唱したものである。これに対し […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-01-19 chiaki 用語・事項で見る 鋳型 いがた 鋳型 いがた 青銅器や鉄器などの鋳造品を製作する際に使用する型。石製・土製・金属製の型に製品の形を彫り込み、溶解した金属を流し込む。土製鋳型は鋳造後、壊して中の製品を取り出すため、遺物としてはあまり残らない。逆に石製鋳型 […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-01-19 chiaki 用語・事項で見る 鋳掛 いかけ 鋳掛 いかけ 青銅器の補修に関する技術方法。青銅器の鋳造時に湯、つまり、溶解した青銅のまわりが悪く、穴が開いたりした場合、部分的に鋳型を製作し、湯を流し補修を行う。多くの場合、肉眼でその痕跡を観察することができる。弥生時 […]
2022-01-19 / 最終更新日時 : 2022-01-19 chiaki 用語・事項で見る アマルガム あまるがむ アマルガム あまるがむ 水銀と他の金属との合金。この名称は、ギリシア語の「やわらかいもの」という意味の言葉に由来する。水銀は金・銀・銅・鉛・亜鉛など、多くの金属と容易に合金を作る。金属の含有量により液体、ペースト状あるい […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 有舌尖頭器 ゆうぜつせんとうき 有舌尖頭器 ゆうぜつせんとうき 有舌尖頭器は槍先として使用され、土器の出現や石鏃の発展とともに、縄文時代草創期を象徴する遺物である。頭部に対して短い舌状の基部を持っている。槍には人の手の延長としての手槍(突き刺す槍)と、 […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 有角石斧 ゆうかくせきふ 有角石斧 ゆうかくせきふ 弥生時代中期から後期に関東および東北地方に見られる異形の磨製石器。有角石器ともいう。特に茨城・千葉県に出土例が多く、中期後半に属すものが多い。中谷治宇二郎が有角石斧と呼んだが、森本六爾は有角式石 […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 神子柴型石斧 みこしばがたせきふ 神子柴型石斧 みこしばがたせきふ 長野県上伊那郡南箕輪村神子柴遺跡から出土した石斧の一形態。旧石器時代の終末から縄文時代草創期にかけて見られる石斧で、刃部を局部的に磨いて作られた磨製石斧と、打ち欠いて作った打製石斧の二者 […]