2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 有舌尖頭器 ゆうぜつせんとうき 有舌尖頭器 ゆうぜつせんとうき 有舌尖頭器は槍先として使用され、土器の出現や石鏃の発展とともに、縄文時代草創期を象徴する遺物である。頭部に対して短い舌状の基部を持っている。槍には人の手の延長としての手槍(突き刺す槍)と、 […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 有角石斧 ゆうかくせきふ 有角石斧 ゆうかくせきふ 弥生時代中期から後期に関東および東北地方に見られる異形の磨製石器。有角石器ともいう。特に茨城・千葉県に出土例が多く、中期後半に属すものが多い。中谷治宇二郎が有角石斧と呼んだが、森本六爾は有角式石 […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 神子柴型石斧 みこしばがたせきふ 神子柴型石斧 みこしばがたせきふ 長野県上伊那郡南箕輪村神子柴遺跡から出土した石斧の一形態。旧石器時代の終末から縄文時代草創期にかけて見られる石斧で、刃部を局部的に磨いて作られた磨製石斧と、打ち欠いて作った打製石斧の二者 […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 「の」字状石製品 「の」じじょうせきせいひん 「の」字状石製品 「の」じじょうせきせいひん 「の」字状石製品は、縄文時代前期から中期の垂飾品である。中央に大きな穿孔を持ち全体がリング形で環の上部に小穿孔が1ないし2見られ、その環の一部が「の」字状の尾部を形成しており […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 石戈 せっか 石戈 せっか 石戈は中国大陸・朝鮮半島から渡来した銅戈をわが国で模造し代用したもので、大陸系磨製石器群の一つである。北部九州で盛行する磨製のものと、関西でごくまれに打製のものがある。磨製石戈の「援」部に樋を施すものもある […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 刃器 じんき 刃器 じんき 石刃またはそれをそのまま刃として使用した道具のことを指す。石刃とは長さが幅に比べて2倍以上で、平行する側辺に特徴づけられる石器素材で、これから背付ナイフ・彫器・削器・彫器・尖頭器などの石器が製作される。これ […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 斜軸尖頭器 しゃじくせんとうき 斜軸尖頭器 しゃじくせんとうき 斜軸尖頭器は、中期旧石器時代後半期の道具(打製石器)の一種で、打撃面と剥片の原形を残した剥片を、剥離軸に対し主要剥離打点から斜め下を尖頭状に加工を施している。まれに側辺などに加工を施すこと […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 三稜尖頭器 さんりょうせんとうき 三稜尖頭器 さんりょうせんとうき ナイフ形石器文化が栄えた後期旧石器時代後半期(姶良ー丹沢火山灰降灰期の直後)に九州地方を中心に発達した。剥片尖頭器・槍先形尖頭器とともに、槍先または刺突具と考えられている。三稜尖頭器は分 […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 黒曜石 こくようせき 黒曜石 こくようせき マグマの急冷によって生じた岩石で、色は黒色・赤褐色・灰色などを呈し、ガラス光沢を有する流紋岩〜石英安山岩質のガラス質火山岩。硬度は比較的高く、貝殻状の断口を示し、打ち欠いて石器を製作するのに適してい […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 鞍形磨臼 くらがたすりうす 鞍形磨臼 くらがたすりうす 食用の穀物そのほかの物質を破砕もしくは磨りつぶして粉にするための道具として、石臼 stone mortar, 石皿 stone quern, stone grinding-stab が一般的に […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 御物石器 ぎょぶつせっき 御物石器 ぎょぶつせっき 縄文時代の特殊な磨製石器。「ごもつせっき」ともいう。晩期前半に流行した呪具で、北陸・中部地方に多く分布する。現在、全国で50個ほど出土しているが、特に岐阜県を中心とした益田川・飛騨川・神通川沿い […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 環状石斧 かんじょうせきふ 環状石斧 かんじょうせきふ 円盤状の磨製石器で、中央に孔があり、そこに柄を通したと思われる。周縁に刃をつけるものがあり、棍棒頭としての武器の一種と考えられる。日本では、縄文時代早期から現れるが、弥生時代に入ると多く見られ […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 栫ノ原型石斧 かこいのはらがたせきふ 栫ノ原型石斧 かこいのはらがたせきふ 1992・93年(平成4・5)に、鹿児島県南さつま市(旧加世田市)加世田栫ノ原遺跡の縄文時代草創期(約12000年前)の文化層から出土した資料を標準型式として命名された石斧の一形態。 […]
2022-01-18 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 石包丁 いしぼうちょう 石包丁 いしぼうちょう 弥生時代に水稲農耕とともにわが国にもたらされた大陸系磨製石器群の一つである。石包丁は頁岩・粘板岩や緑色片岩を長方形・楕円形・半月形に研磨した扁平な石器で、一方の長辺に刃が付いている。体部の中心に2 […]
2022-01-17 / 最終更新日時 : 2022-01-17 chiaki 用語・事項で見る 石皿 いしざら 石皿 いしざら 縄文時代に一般的な、扁平な円礫や板状石を用いた大型の石器。機能する面が全体に凹むもののほか、溝状に深く凹むもの、凹みのないもの、凹みの中央が島状に高い「中高石皿」など、時期・地域によりその形状は異なる。ま […]