2020-12-25 / 最終更新日時 : 2020-12-25 chiaki 用語・事項で見る 鎮墓獣 ちんぼじゅう 鎮墓獣 ちんぼじゅう 墓室内に侵入してくる悪霊から、被葬者の遺骸を護り昇天を助けるため置かれた怪異な像のこと。鎮墓獣は、中国・戦国時代楚の河南省信陽市長台関2号墓から見られるが、楚墓出土のものはいずれも木彫の体部で、頭上 […]
2020-12-19 / 最終更新日時 : 2020-12-20 chiaki 【時代】古墳 舟形石棺 ふながたせっかん 舟形石棺 ふながたせっかん 古墳時代の刳抜式石棺の一形式。身と蓋からなり、それぞれ一石を刳り抜いて製作する。縄掛突起と呼ばれる短い棒状、もしくは半環状の突出部が身と蓋の両端に備わり、側面にもさらに加わることがある。身と蓋 […]
2020-12-19 / 最終更新日時 : 2020-12-19 chiaki 【時代】古墳 割竹形石棺 わりたけがたせっかん 割竹形石棺 わりたけがたせっかん 古墳時代の刳抜式石棺の一形式。主に前期に使用された。丸竹を二つに縦割りしたような形状をなし、それぞれ身と蓋を構成する。割竹形木棺を石で模したものとされる。各々の前後両端には1~2個の縄掛 […]
2020-12-19 / 最終更新日時 : 2020-12-19 chiaki 【時代】古墳 割竹形木棺 わりたけがたもっかん 割竹形木棺 わりたけがたもっかん 古墳時代に使用された木棺の一種。長さ4~8m、太さ1m弱の丸太を縦割りし、それぞれの内部を刳り抜いて身と蓋としている。良好な遺存例がほとんどなく、棺身の圧痕が竪穴式石室や粘土槨などの棺床 […]
2020-12-16 / 最終更新日時 : 2021-01-01 chiaki 用語・事項で見る 舟葬 しゅうそう 舟葬 しゅうそう 原義は、舟に死者を納め海に流す水葬の一種。海のかなたに死者の霊魂を舟で送るという海上他界感に基づく風習。北欧バルト海・イギリス沿岸、地中海沿岸、環太平洋沿岸、アメリカ北西部の海洋諸民族の葬法として広く知 […]
2020-12-11 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 【時代】古墳 円筒埴輪 えんとうはにわ 円筒埴輪 えんとうはにわ 埴輪という用語は、『日本書紀』垂仁紀32年条に見える、殉葬を止め、人馬や各種の物を粘土で造形した「埴輪」を陵墓に樹立することにした、という記事に起源を持つ。古墳に立てるために作られた土製品である […]
2020-12-07 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 用語・事項で見る 宝篋印塔 ほうきょいんとう 宝篋印塔 ほうきょいんとう もとは減罪を説く宝篋印陀羅尼をおさめた塔。インド阿育(アショーカ)王の舎利塔造営の故事をもとに作られた中国・呉越国王の銭弘俶八万四千塔にならい、日本でも平安時代後期の院政期に密教系の造塔作善と […]
2020-12-05 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 【日本】近畿 隼人石 はやといし 隼人石 はやといし 奈良市法蓮町の丘陵上に位置する聖武天皇皇太子の那富山墓の四隅に所在する石造仏。自然石(安山岩)に獣頭人身像を線刻し、七匹狐・狐石・犬石とも称され、現在4体が残存する。墓の北西隅にある鼠頭裸人立像は、最 […]
2020-12-05 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 用語・事項で見る 殯 もがり 殯 もがり 人の死後、遺体を埋葬するまでの間喪屋に安置し、関係のある人々が、食事や歌舞をともにしたり、よみがえりを願ったりという諸儀礼を行うこと。喪屋は、墳墓域ではなく、居住域または開けた場所に設けられたと考えられ、古代 […]