2021-11-30 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 武器・武具 桃氏剣 とうしけん 桃氏剣 とうしけん 春秋・戦国時代の中国系青銅剣の通称。『周礼考工記』に「桃氏剣を為る」とあるのに基づく。中原式銅剣・中国式銅剣とも称する。剣身部と柄を同時に作る一鋳式である。中国以外にも若干の出土例がある。韓国の例では […]
2021-08-21 / 最終更新日時 : 2021-08-22 chiaki 用語・事項で見る 筒形銅器 つつがたどうき 筒形銅器 つつがたどうき 筒形銅器は、日本では古墳時代前期中葉から中期前半、韓国では4世紀前半から5世紀前葉を中心とした古墳の副葬品に見られる青銅器の一つである。一般的な形状は、長さ10数㎝、直径2㎝前後の円筒形を呈し、 […]
2021-07-11 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 用語・事項で見る 博山香爐 はくざんこうろ 博山香爐 はくざんこうろ 香爐の一種で「博山爐」ともいう。中国の漢代には薫爐と呼ばれ、遺物に刻まれた銘文には錯盧・薫爐・燻爐などとある。長沙馬王堆1号墓出土香爐には、ともに出土した遣策に「薫盧」とあるので、当時はこのよう […]
2021-02-08 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki 用語・事項で見る 朝鮮鐘 ちょうせんしょう 朝鮮鐘 ちょうせんしょう 朝鮮半島で製作された一群の梵鐘で、ほかにまったく比類のない特殊な型式を備えている。まず龍頭が短頭で、その頸を半環状に曲げて懸吊の役目を果たし、また龍頭の背後に密着して旗挿し(甬)という円筒状のも […]
2020-12-08 / 最終更新日時 : 2020-12-13 chiaki 用語・事項で見る 環頭刀子 かんとうとうす 環頭刀子 かんとうとうす 環状の把頭をもつ利器のなかで、主に全長が10㎝台から20㎝台の小刀。鉄製と青銅製の2種があり、環状の簡素な装飾を施したものは素環頭刀子と呼ばれる。中国では殷代には存在し、戦国~漢代にかけて木簡や […]
2020-12-04 / 最終更新日時 : 2022-01-18 chiaki 土器 斝 か 斝 か chia 罐形・鬲形の器身に把手(鋬)がつき、下方に三足または四足を持つ形状の器。酒を温めるための器と考えられている。新石器時代にすでに土器斝が出現し、二里頭期末に青銅斝が鋳造され始めた。青銅斝では口縁部にキノコ […]
2020-12-04 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki 用語・事項で見る 彝器 いき 彝器 いき 「彝」字は台上に米(穀物)と糸を載せ、その上に犠牲動物の頭を飾る象形である。『説文解字』に、祖先を祭る宗廟の中に常に供えてある器物をいうと定義されている。よって、商・周時代の青銅器の容器類がこの彝器に相当する […]