2022-03-27 / 最終更新日時 : 2022-03-17 chiaki 用語・事項で見る 海獣葡萄鏡 かいじゅうぶどうきょう 海獣葡萄鏡 かいじゅうぶどうきょう 鏡背文は突出した界圏で大きく内・外区に二分され、内・外区とも西方に起源を持つ葡萄唐草文を下地にして内区には主に獅子(狻猊)・龍形・天馬・ヒョウ・クジャクなどの中国的禽獣文を、外区には主 […]
2022-03-27 / 最終更新日時 : 2022-03-17 chiaki 用語・事項で見る 和鏡 わきょう 和鏡 わきょう 平安時代に、唐の八稜鏡を模倣して製作された瑞花双鳳八稜鏡から、桃山・江戸時代の柄鏡にいたる日本製銅鏡を総称する用語。狭義には草花・鳥・蝶など、実在する自然の風景を意匠に表し、鏡胎も中国の様式を脱した直立線 […]
2022-03-27 / 最終更新日時 : 2022-03-17 chiaki 用語・事項で見る 位至三公鏡 いしさんこうきょう 位至三公鏡 いしさんこうきょう わが国の古墳出土鏡の中には、鈕を間にはさんだ帯状の銘帯で内区を2等分し、その銘帯上に「位至三公」の4文字を配した鏡がある。径7〜8㎝の小型鏡であるが、銘文が明確なわりには、内区文様が何を表 […]
2022-03-27 / 最終更新日時 : 2022-03-17 chiaki 用語・事項で見る 仿製鏡 ぼうせいきょう 仿製鏡 ぼうせいきょう 中国鏡をその周辺地域で模倣製作した鏡のこと。朝鮮半島、インドシナや中央アジアでも見られるが、日本の仿製鏡が質量ともに顕著である。日本では弥生時代後期に北部九州で製作が始まるが、一部は近畿などでも製 […]
2022-03-26 / 最終更新日時 : 2022-03-17 chiaki 用語・事項で見る 三角縁神獣鏡 さんかくえんしんじゅうきょう 三角縁神獣鏡 さんかくえんしんじゅうきょう 肉彫りの神像・獣形を主要な鏡背とする神獣鏡の中でも、文字どおり周縁の断面が三角形状に尖っていて、鏡径が20㎝を超える大型品が多く、後漢代の画象鏡や神獣鏡の諸要素を取り入れて創出 […]
2022-03-26 / 最終更新日時 : 2022-03-16 chiaki 用語・事項で見る 方格規矩四神鏡 ほうかくきくししんきょう 方格規矩四神鏡 ほうかくきくししんきょう 中国の前漢末から後漢の前半代を中心に流行した鏡であり、「永和二年(BC15)」(洛陽五女家267号墓出土)および「始建国二年(AD10)」と「天鳳二年(AD15)」の年号鏡がある […]
2022-03-26 / 最終更新日時 : 2022-03-16 chiaki 用語・事項で見る 画文帯神獣 がもんたいしんじゅうきょう 画文帯神獣 がもんたいしんじゅうきょう 平縁を持つ神獣鏡の中で縁に画文様帯を持った鏡である。環状乳神獣鏡・同向式神獣鏡などの外区文様に多く見られる。画文帯は六龍に駕した雲車に乗る日神と、日を捧げる義和と、月を捧持する常義 […]
2021-01-25 / 最終更新日時 : 2021-11-01 chiaki 用語・事項で見る 高麗鏡 こうらいきょう 高麗鏡 こうらいきょう 朝鮮半島中世の高麗時代に顕著に発達した銅鏡。青銅鏡が大半を占めるが、白銅鏡も少なくない。一般に銅質が悪く、製作技術も高くない。そのほとんどが中国をはじめ、女真・日本など外国の銅鏡を模倣したもので、 […]
2020-12-01 / 最終更新日時 : 2020-12-19 chiaki 用語・事項で見る 多鈕細文鏡 たちゅうさいもんきょう 多鈕細文鏡 たちゅうさいもんきょう 朝鮮半島で無文土器(青銅器)時代の盛期に粗文鏡から発展して、精緻な文様が描かれた鏡。鏡背を細い線による鋸歯文や同心円文などの幾何学文で飾り、その製作技術は新たに北方から伝わった鋳造技術 […]