大通寺跡 だいつうじあと
大通寺跡
だいつうじあと
Daetongsa-ji
韓国・忠清南道公州市班竹洞にある。現在、推定寺域の東南側に幢竿支柱が残っており、大通寺跡出土と伝えられる二つの石槽が国立公州博物館に野外展示されている。『三国遺事』では、聖王5年(527)に梁の武帝のために創建したと記す。三国時代百済の熊津時代に創建され、創建年代がわかる百済寺院の中では最古のものである。伽藍配置は平地に塔・金堂・講堂が南北一直線に並ぶ一塔一金堂式(四天王寺式)が推定される。「大通」銘刻印瓦などが出土している。
(李タウン)
以上、転載
