荷川里遺跡 かせんりいせき
荷川里遺跡
かせんりいせき
Hacheon-ri-yujeok
韓国・忠清北道忠州市東良面荷川里に所在する原三国(三韓)時代の集落遺跡。1983年に忠州ダム建設に伴い、漢陽大学校博物館(D地区)と、慶北大学校博物館(F地区)によって発掘調査が行われた。住居跡はD地区で3軒、F地区で2軒が調査された。住居跡は平面長方形・方形・円形のものがあり、炉跡は床面に石を敷き、風除けの板石を立てるものが見られる。出土遺物には硬質無文土器や叩き目文土器などの土器類、鉄鍬・鉄鎌・鉄刀子などの鉄器類、漁網錘・砥石などがある。
(高久健二)
以上、転載
*mapは忠州市東良面
