箱形炉 はこがたろ
箱形炉
はこがたろ
製鉄炉が西洋風呂のような形状であることから、この呼称がある。1957年に調査された岡山県石生天皇遺跡の炉について和島誠一が「箱型」としたのが初見である。防湿・保温のための地下構造を持つのが特徴で、近世たたらの祖形とも考えられている。岡山県大蔵池南遺跡の炉が示すように古墳時代から存在し、8世紀には東北南部まで分布する。中国地方を除いて8世紀頃から竪形炉に推移すると考えられている。
(関清)
以上、転載
箱形炉
はこがたろ
製鉄炉が西洋風呂のような形状であることから、この呼称がある。1957年に調査された岡山県石生天皇遺跡の炉について和島誠一が「箱型」としたのが初見である。防湿・保温のための地下構造を持つのが特徴で、近世たたらの祖形とも考えられている。岡山県大蔵池南遺跡の炉が示すように古墳時代から存在し、8世紀には東北南部まで分布する。中国地方を除いて8世紀頃から竪形炉に推移すると考えられている。
(関清)
以上、転載