2021-07-02 / 最終更新日時 : 2021-07-05 chiaki 用語・事項で見る 井戸茶碗 いどぢゃわん 井戸茶碗 いどぢゃわん 16世紀以後に渡来した高麗茶碗の中で、もっとも尊ばれた茶碗である。一井戸・二楽・三唐津と称され、茶碗の王者ともてはやされた。①形は作為の少ない碗なりで、②胴から腰にかけて、太い轆轤目が現れている。 […]
2021-07-02 / 最終更新日時 : 2021-07-05 chiaki 用語・事項で見る イスラム陶器 いすらむとうき イスラム陶器 いすらむとうき イスラム圏で作られた各種施釉陶器の総称。9〜10世紀の東南アジアには、海陸両路による貿易の隆盛に応じて、中国陶磁とともに、初期イスラム陶器の青緑釉(Turquoise glazed ターコイ […]
2021-07-01 / 最終更新日時 : 2021-07-05 chiaki 用語・事項で見る 飴壺 あめつぼ 飴壺 あめつぼ 江戸時代後期に小倉藩内で製造された、名物飴を入れる陶器製の壺。『小倉市誌』上巻には、江戸時代の豊前国小倉の名産として「三官飴」の記載があり、「三官は即ち三韓にして朝鮮人より製法を伝へたりといふ」とある。ま […]
2021-07-01 / 最終更新日時 : 2021-07-05 chiaki 用語・事項で見る 赤絵 あかえ 赤絵 あかえ 施釉し、焼成した白磁の器面に赤・緑・黄などの上絵付で文様を描き、再度窯に入れて低火度の酸化焔で焼き付けたものである。中国で発達し、日本では江戸時代から赤絵と呼ばれて親しまれた。中国の赤絵には南京赤絵・古赤絵 […]
2021-06-18 / 最終更新日時 : 2021-06-20 chiaki 用語・事項で見る 四隅突出型墳丘墓 よすみとっしゅつがたふんきゅうぼ 四隅突出型墳丘墓 よすみとっしゅつがたふんきゅうぼ 長方形の四隅を突出させた特異な形態をとる弥生時代中期から後期の墳墓。2001年(平成13)現在90基以上確認されている。中国地方山間部から山陰地方に多く北陸地方まで分布 […]
2021-06-17 / 最終更新日時 : 2021-06-20 chiaki 用語・事項で見る 方形台状墓 ほうけいだいじょうぼ 方形台状墓 ほうけいだいじょうぼ 弥生時代後期を中心に営まれた墳墓の一形式。一部、古墳時代初頭にも認められる。方形周溝墓と方形台状墓は立地が大きく異なる。後者は丘陵上に位置し、主に削り出しによる2m未満の墳丘を有していた […]
2021-06-16 / 最終更新日時 : 2021-06-20 chiaki 用語・事項で見る 方形周溝墓 ほうけいしゅうこうぼ 方形周溝墓 ほうけいしゅうこうぼ 平面形が方形で低い墳丘を有し、周囲に溝をめぐらした墓。埋葬施設は土壙が一般的で、木棺・石棺・土器棺などもある。複数の埋葬施設を有するものも多い。弥生時代から古墳時代前半にかけて、ほぼ列島 […]
2021-06-11 / 最終更新日時 : 2021-07-17 chiaki 日本 長持形石棺 ながもちがたせっかん 長持形石棺 ながもちがたせっかん 古墳時代の組合式石棺の一形式。底石の上に短編側石を挟み込むように長編側石を組み、蓋石をかぶせる構造となる。底石・蓋石や長側辺に縄掛突起を伴う。全形は長持に似ており、蓋石は蒲鉾型で、初期の […]
2021-06-10 / 最終更新日時 : 2021-06-18 chiaki 中国 土墩墓 どとんぼ 土墩墓 どとんぼ tutunmu 中国・江蘇省南部、安徽省南部、浙江省西部、江西省東部に分布する墳丘墓。土墩墓は商時代から戦国時代まで築かれている。墳丘の規模と立地、そして青銅器の有無などから大墓と小墓の存在が確認されて […]
2021-06-10 / 最終更新日時 : 2021-06-11 chiaki 用語・事項で見る 土壙墓 どこうぼ 土壙墓 どこうぼ 地面を掘り込んだ穴に、棺など特別な施設を作らず直接、遺体を埋葬した墓。「壙」に墓穴という意味があるため、意味の重複を避けて土坑墓もしくは土壙ということもある。平面プランは円形や長楕円形・長方形が一般的で […]
2021-06-09 / 最終更新日時 : 2021-06-10 chiaki 用語・事項で見る 土器棺 どきかん 土器棺 どきかん 土器を用いた棺。壺棺・甕棺や棺として用いられた埋設土器などを含む。縄文時代に多く見られる日常土器の転用棺と、弥生時代の北部九州に見られる甕棺のような埋葬専用棺とがある。1個体あるいは複数の土器を用いる。 […]
2021-06-08 / 最終更新日時 : 2021-06-10 chiaki 中国 唐人墓 とうじんぼ 唐人墓 とうじんぼ 江戸時代に来航した華人の墓で、長崎を中心に九州各地に残っている。福建・浙江地方の亀甲墓を略した石棺墓形態をなし、墓誌石と蓋石が地上に露出する。長崎市内には風頭山麓や立山南麓・西山などに分布するが、稲佐 […]
2021-06-07 / 最終更新日時 : 2021-06-09 chiaki 用語・事項で見る 積石塚〔朝鮮〕 つみいしづか〔ちょうせん〕 積石塚〔朝鮮〕 つみいしづか〔ちょうせん〕 石を積み上げて墓室を覆ったもので、ケルン cairn ともいう。朝鮮半島では、無文土器(青銅器)時代に、支石墓・箱式石棺・竪穴式石室などの埋葬施設を補強するために、その周囲に積 […]
2021-06-06 / 最終更新日時 : 2021-06-09 chiaki 日本 装飾古墳 そうしょくこふん 装飾古墳 そうしょくこふん 日本列島の古墳や横穴のうち、おおむね5〜7世紀にかけて、遺体を納めた棺やこれを覆う槨(室)の内外に各種の文様とか像を表現する例の総称で、濱田耕作の命名による。「壁画古墳」ともいうが、列島以外で […]
2021-06-05 / 最終更新日時 : 2021-06-07 chiaki 用語・事項で見る 石棺墓 せっかんぼ 石棺墓 せっかんぼ 板石を立てて箱形に組み立てた棺を用いた墓。箱式石棺・箱式棺・組合せ式箱式石棺などの名称で呼ばれる。平面プランは長方形や方形が主流である。墓壙の中に4個以上の板石・塊石を四周に並べて棺とし、遺体をその中 […]