2021-05-24 / 最終更新日時 : 2021-05-26 chiaki 土器 撚糸文土器 よりいともんどき 撚糸文土器 よりいともんどき 縄文時代早期の土器で、器面調整を撚糸文で行っている。関東に始まり北海道から九州まで広く分布している。山内清男は、縄文の大多数が原体を土器面に押しつけながら回転して施したものであることを発見し […]
2021-05-23 / 最終更新日時 : 2021-05-26 chiaki 土器 有孔鍔付土器 ゆうこうつばつきどき 有孔鍔付土器 ゆうこうつばつきどき 縄文時代中期の土器。関東・中部地方に分布する。高さ10㎝そこそこから50㎝を超える大きさの樽状土器である。直立する口縁部の下に紐が通る程度の孔が等間隔に開けられ、その直下に鍔様の飛び出 […]
2021-05-22 / 最終更新日時 : 2021-05-26 chiaki 土器 焼町式土器 やけまちしきどき 焼町式土器 やけまちしきどき 縄文時代後期の土器。勝坂式土器文化圏が大きく二分された後、関東に曽利式土器文化圏が発達した。八ヶ岳西南麓の曽利式土器に対し、伊那谷や松本平地域は唐草文土器で一風変わった個性を示している。また […]
2021-05-21 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 桝形囲式土器 ますがたがこいしきどき 桝形囲式土器 ますがたがこいしきどき 仙台平野を中心に東北中部太平洋側に分布する弥生時代中期中葉の土器型式。宮城県多賀城市桝形囲貝塚出土土器を標式とする。学史的には桝形式が正しい。壺・甕・鉢・高坏・蓋などの多様な器種があ […]
2021-05-21 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 轟式土器 とどろきしきどき 轟式土器 とどろきしきどき 九州地方における縄文時代早期末〜前期後半に編年される土器型式。熊本県宇土市轟貝塚出土土器を標準資料として、1935年(昭和10)に小林久雄によって型式設定され、58年(昭和33)の発掘資料をも […]
2021-05-21 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 吊手土器 つりてどき 吊手土器 つりてどき 縄文時代中期(勝坂式)の土器。「釣手土器」とも書く。浅鉢に橋状の釣手が付けられている土器である。釣手は顔面が付けられる例もあり、装飾的である。関東・中部地方を主に分布している。茨城県福田遺跡、長野県 […]
2021-05-20 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 爪形文土器 つめがたもんどき 爪形文土器 つめがたもんどき 縄文時代早期の土器。人の爪や竹管を縦に割ったような工具をいちいち押しつけて、三日月状の圧痕を並べて器面を調整し、飾っている。先行する隆線文土器は器面に粘土が隆起する、いわば陽の文様であるのに […]
2021-05-20 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 注口土器 ちゅうこうどき 注口土器 ちゅうこうどき 土瓶のように円筒形の注ぎ口の付いた土器。縄文時代前期に初めて現れる。前期・中期の注口土器は、深鉢型で底面に近い部分から胴下半が火を受け赤褐色に焼けており、煮沸用具として使用されていたことがわかる […]
2021-05-19 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 多縄文土器 たじょうもんどき 多縄文土器 たじょうもんどき 縄文時代早期の土器。縄目施文はやがて爪形文を駆逐し、器面をおおいつくすようになる。この縄目文様が器面に縄文を施した始まりである。縄文の原体にはさまざまな種類が用いられている。その施文は爪形文 […]
2021-05-19 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 曽畑式土器 そばたしきどき 曽畑式土器 そばたしきどき 九州地方における縄文時代前期後半に編年される土器型式。熊本県宇土市曽畑貝塚出土の土器を標準資料として、1935年(昭和10)小林久雄によって型式設定された。曽畑式土器の器形は深鉢丸底が基本で、 […]
2021-05-18 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 関山式土器 せきのやましきどき 関山式土器 せきのやましきどき 縄文時代前期の土器。埼玉県南埼玉郡蓮田町にある関山貝塚出土の土器を標準として名づけられた。関東地方全般に分布している。深鉢が多く円筒形もある。底は平底で周縁が少し高まり、上げ底になっている […]
2021-05-18 / 最終更新日時 : 2021-05-20 chiaki 土器 砂沢式土器 すなざわしきどき 砂沢式土器 すなざわしきどき 東北地方北部の弥生時代前期の土器。青森県弘前市大字三和砂沢を標準遺跡とする。器種に甕・深鉢・鉢・高坏・壺・注口土器・蓋などが見られる。甕は平坦口縁で頸部が軽く外湾する。壺は西日本の遠賀川系土 […]
2021-05-17 / 最終更新日時 : 2021-05-17 chiaki 土器 須玖式土器 すぐしきどき 須玖式土器 すぐしきどき 北部九州の弥生時代中期を代表する土器様式。福岡県春日市須玖遺跡の土器を標式とする。中期初頭の城ノ越式に後続し、須玖Ⅰ式・Ⅱ式に細分される。それ以前の土器様式に比べて、薄手で器形・サイズの規格性が […]
2021-05-16 / 最終更新日時 : 2021-05-17 chiaki 土器 人面付土器 じんめんつきどき 人面付土器 じんめんつきどき 人面表現を持つ土器は世界各地に存在し、日本列島では縄文時代前期以降に散見されるようになる。縄文時代中期中葉の中部高地〜関東地方で深鉢口縁部に人面付の把手が発達するほか、晩期の関東地方、弥生時 […]
2021-05-16 / 最終更新日時 : 2021-05-17 chiaki 土器 師楽式土器 しらくしきどき 師楽式土器 しらくしきどき 岡山県瀬戸内市(旧邑久郡)牛窓町大字師楽に、広く散布する製塩土器の名称。1929年(昭和4)水原岩太郎によって師楽地内の畑が試掘された結果、薄い器壁の土器片が驚くほど多量に出土することと相まっ […]