平壌駅前壁画古墳 へいじょうえきまえへきがこふん

平壌駅前壁画古墳
へいじょうえきまえへきがこふん
Pyeongyang yeokjeon-byeokwagobun

 

北朝鮮・ピョンヤン特別市中区域蓮花洞の平壌駅前通りで、朝鮮戦争の復旧工事中に発見された三国時代高句麗の壁画古墳。上部は壊され、正方形の前室と後室(3.8m×3.5m)からなり、天井は穹窿式と推測された。前室の東西に龕があり、西龕の入口には柱があった。壁は石積みであるが床は塼敷きで、石塼混用の築造法と壁画内容から初期の壁画古墳と推測される。前室には西龕前の武人、東壁の踏み臼のほか斧鉞手や楽人などの壁画が残る。

(南秀雄)

以上、転載

 

 

*辞典解説文より漢字ピックアップ


エツ、まさかり