月田洞遺跡 げつでんどういせき
月田洞遺跡
げつでんどういせき
Woljeon-dong-yujeok
韓国・光州広域市光山区月田洞に所在する三国時代の集落遺跡。1994年に全南大学校博物館によって竪穴遺構2基、掘立柱建物跡7棟、溝状遺構などが発掘調査された。竪穴遺構は平面長方形で、それぞれ内部から粘土や白雲母が出土していることから、粘土貯蔵庫のような施設と推定されている。掘立柱建物跡は2×2間が4棟検出されており、竪穴遺構を取り囲むように配置されていることから、土器製作関連遺構と推定されている。出土遺物は土器が主体を占め、赤褐色軟質土器・灰白色軟質土器・灰青色硬質土器などが出土している。
(高久健二)
以上、転載
*mapは光州広域市月田里
